コンテイジョン

見てみたいですね。時間がないですけど・・。

感染症を扱った映画はいくつもありますが、これは中々期待できそうな感じです。

感染症を扱ったパニック物は、日本でもありますが大抵インフルエンザみたいなものが原因になってますね。実際、SARSや新型インフルエンザが起きて、H5N1のウイルスによる破滅的なパンデミックが危惧されてるので現実感が出しやすいんでしょうか?

でも感染症と言うのは何も風邪っぽいものではないわけで・・・。

一番インパクトがあって、恐怖の代名詞みたいな感染症と言えばやはり出血熱の類になりますね。

アフリカで何度も流行して、そのたびに異常なまでの獰猛性と凶悪さを見せつけてくれるマールブルグ、エボラなんかがその代名詞です。

7年前にはマールブルグで300人近い人間が死亡しましたが、テレビでも新聞でも取り上げていなかったでしょう。

で、何が怖いかって治せない事です(゚Д゚;)

実は、こいつらには治療薬が存在しません。2年前の6月にサルの実験で治療薬の実現にめどがついたとは聞いていますが、人間に使える治療薬はないです。

ついでに言うと、予防もできません。

つまりは感染したら気力勝負、自然にウイルスが出て行ってくれるまで耐えるのみです。

唯一マシな点と言えば、血液や体液から感染するので空気に乗って感染するインフルエンザよりは感染を防ぐ手立てが簡単な点でしょうかね。

出血熱の症状はその名の通り血が出るわけですが、ウイルスに感染したら怪我した訳でもないのに血が出るって不思議に思えますよね。

例えばエボラは感染すると、人の体を形として保ってくれている結合組織(建物で言うボルトや釘のように細胞を固定してくれる)が分解されて皮膚が垂れ下がってきます。なので、感染した人間は顔がゆがみ、点滴をしようとすると血管が破れ、皮膚を触ればずるりと動きます。
細胞と細胞の連結がゆるくかれば、血管はゆでたマカロニ状態で皮膚も内臓も同じく細胞単位でバラバラになってしまい、最終的に液体に成り果てます。

なので、感染した人間は破裂することがあるのです。

お腹の中で内臓が崩れ、それを口やお尻から一斉に放出するので「放血」とか「炸裂」なんて言葉で表現される大量出血を引き起こします。

んで、細胞そのものもウイルスの増殖で破壊されるので死んでしまいます。つまり壊死してしまい、腐るのです。

マールブルグとエボラが最初に確認された患者は、どちらも感染症とは思えない死に方をしたそうです。

マールブルグの感染者は、頭痛と嘔吐に悩まされて自分の足で病院に行き、待合室で血を噴きだして倒れて数時間で死亡しました。そして解剖すると、肝臓と腎臓は数日前には既に機能が失われて、肝臓に至っては死体に見られる変化が死後数十分で見られたと言われています。

生きながら内臓は壊死して腐り始める、ついさっきまで自分で歩いていた人間が実は体の中だけ死亡しているという常識から外れた状況を作り出して医師を驚かせました。

まるでゾンビですね。

エボラの感染者は解剖を禁じる宗教の都合で、瀕死の状態で検体を採取しましたが、採取された肝臓は注射器で吸い取れるほどに溶けていたとか。

さて、こんな出血熱ですが今のところアフリカ以外での発生例はマールブルグとエボラがそれぞれ1回ずつ起こしただけで、他の地域では殆ど起きていません、起きても、亜熱帯の地域で散発的に起きている程度です。

マールブルグは西ドイツで(ここで初めて新種の感染症だと分かった)、エボラはワシントン近くのレストンで発生しています。

ですが、アフリカから出てくる可能性は十分な訳で・・。

快適な空の旅~ε≡Ξ⊂ ´⌒つ´∀`)つ

と、言うのは人間だけではなくウイルスや細菌にとっても同じことです。気圧、湿度、温度が完璧に管理された飛行機では病原体は何て事もなく生き残ります。

そして、世界中から飛行機は日本へとやってきて何万と言う人間を降ろしていくわけです。

人間だけではなく、植物、動物は検疫を通って日本へ持ち込まれ、密輸された動植物もあります。

こうやって入ってくる人とものに病原体が入ってるのは至極当然、100%入ってます。

ちょっと前に新型インフルエンザが起きた時、日本でも検疫の強化やら何やらやりましたが、結局1か月とたたないうちに国内に海外へ行っていない感染者が出ました。

つまり、何をしても感染症は国境を越えてきます。それは止められません。

たとえエボラやマールブルグでも( ゚Д゚)

国際支援の関係でアフリカへは多数の日本人が行っています。その人がウイルスを持ち帰って、日本で発病しないと言う保証はゼロですし、そうでなくとも動物や植物を介して誰かが感染することは十分にあり得ます。

そもそも、どうやって入ってくるかは全く予測できません、さっき言ったように直接アフリカに関わった人でなくても、例えば電車の中ですれ違った外国人が感染症を持っているかもしれないし、その人からもらった病原体を他の場所で他人に移すかもしれない。

そうやって行くうちに、予測にスーパーコンピューターが必要な程の複雑な経路で感染が広がるのです。

ちなみに、エボラは空中を飛び越えることができる事が確認されています。サルを使った実験中、通路を挟んで反対側の健康でエボラに関わっていないサルが、突然出血して死亡したことがあって、当時関係者を驚かせました。

ただ、空気感染ではなく檻を水洗いした時に出た細かい水滴なんかがエアロゾルとして飛び、他のサルに感染したという事だったそうですが。

でも、人間でもこうなるかもしれませんよ?咳に紛れて飛んでいくこともあるってことは、狭い空間なら十分危険だと言う事です。


じゃあこんないつ入ってくるか分からない出血熱、かかったらどうするか。


多分「助かりません」。

出血熱と言う病気が日本であまりに無名で、症状も本に書いてあるくらいで専門に研究する人でもなければ全く他の病気と見分けがつきません。

初期の症状は風邪にも似ているので、気が付くことは無理でしょう。

そして出血が始まって初めて、その手の知識を多少なりとも持ち合わせてる人が普通の感染症じゃないと気付いて保健所に一報を入れます。

でも確定するには検査が必要です。

どんな病気でもそうですが、本当にその病気かどうかを見分けなければなりません。そんなあてずっぽうで薬を打つわけにもいきませんしね(;・∀・)

で、国立感染症研究所が作った技術を使って検査をするわけですが、これも一部のウイルスは検査に引っ掛からない可能性があるので確実かと言えばそうではないのです。

これはウイルスを分離するという確実な方法が取れない理由があるためですが、それはまたあとで。

ようやく診断がついても、適切な治療を行うタイミングを逃してそのままサヨウナラなんてことも・・。

幸い?なのは、ラッサ熱のような例を除いて治療薬がないので、何に感染していようとも結局やる事は対症療法で同じってことですか。

でも、結局早期診断ができない状態は変わりません。

実は日本では出血熱を起こすエボラ、マールブルグといったウイルスの研究は殆どしていません。一部ではやっていますが、それも実物を扱わないもので本格的なものには及びません。

この手の病原体を扱うには、BL4という規格に合致した設備が必要なのです。

BLとは、女性が好む男同士のイチャイチャ・・ではなく、バイオセーフティーレベルと言います。

数字が上になるほど危険な病原体を扱うことが出来て、HIVやSARSは3です。で、トップに君臨するのが4。

このBL4には致死率、死者数、治療などで実績を上げた凶悪犯が拘留されています。

・ペスト

言わずと知れたスペイン風邪と並ぶ世界最悪の大流行を引き起こした黒い悪魔。国家や民族を滅ぼし、歴史を変え、ヨーロッパ全土で猛威を振るった。
実績は最高殺人数1日6000人以上、合計で9000万人以上。
治療実績は無治療で致死率50~100%。
ただし治療法が確立され、薬物療法によって致死率が0にまで下がる。

・天然痘

感染症で最強クラスの感染力を誇った人類最大の敵の一つ。
感染力はインフルエンザの比ではなく、患者のかさぶたすら1年は感染力を持ち続けると言う驚異的なウイルスで、人類の英知でもって鎮圧まで2000年以上かかったタフガイ。
死者の数は人間の知恵では及ばず、20世紀の100年間で戦争の死者数が1億5000万人に対して、天然痘だけで5億人が死亡している。
致死率は40%、たとえ生き延びても全身に瘢痕が残る最後の最後まで憎い奴だったが、70年代に始まった人類の逆襲に敗北して人間のテリトリーから絶滅。
現在はロシアのとアメリカの研究室の冷凍庫で余生を過ごしている。テロに利用される危険性が高まって、最近注目を浴び始めた。

・マールブルグ

生きたまま人を死体に変えてしまうおよそ地球の物とは思えない出血熱。
致死率は2割ほどと高くないが、治療法が存在しない点で厄介な存在である。予防法も然り、血液や体液に触れないようにするくらいで直接防ぐ手立てはなし。
ウガンダからやってきたサルが西ドイツで人間に発病させた変わって経緯で発見。
やっと治ったと思ったらダメージを与えていた脳の血管が破裂、そのまま死亡させたり精液や眼球の中に潜んで2か月間住み着いていたなど、ひとひねり加えた一撃をしてくる。

・エボラ

世界で一番有名であろう出血熱。
現在まで何度も大流行を引き起こして、そのたびに致死率の高さと治療の難しさを世に知らしめてきた科学への挑戦者。
穴と言う穴からの出血、結合組織の破壊、生きたままの内臓の壊死などをやってのけ、致死率は脅威の9割と言われる獰猛さで、パニック映画などのフィクションでもおなじみ。
インフルエンザと並んでフィクションの世界では取り上げられる。
感染力も折り紙つきで、たった数個のウイルスの粒子が侵入した時点で発病は確定、その内7割は二度とこの世へ帰ってこなくなる。
300人に感染して200人以上を墓に埋めた、BL4の主。

ざっとこれくらいいます。特に出血熱の類は殆どBL4に放り込まれて、厳重に隔離された研究室で扱うことになってますね。

で、こんな連中なので研究するには相応の施設が必要な訳で、そのための施設は作るにも維持するにもお金と技術が必要なので、先進国と呼ばれる国とその手の病気としょっちゅう付き合う国しかもっていません。

この施設があれば、実際に本物のウイルスを使った研究と、送られてきた血液から検出したウイルスが何なのかをすぐに調べることが出来ます。当然、治療法の研究も可能です。

日本に理化学研究所と国立感染症研究所の2か所にBL4の施設を持ってます。なのに何でさっき書いたように診断も研究もしてないのか?

答えは簡単、「動かしていないから」です。

作ったはいいんですが、そのあと住民の反対に遭って結局20年間レベル3での実験と研究で止まっています。

持ちながら使わないなんてのは税金の無駄遣い以外の何物でもないですが、それよりも隣近所にエボラさんが引っ越してくるのが嫌だったみたいです(;・∀・)

でも、前述の通りBL4で扱わなければならない病原体はいつ、どこから入ってくるか分かりません。だからいつでも診断が可能な体制を整え、治療法の開発を行わなければ、いざ入ってきたときに何も出来なくなってしまいます。

実際、80年代にアフリカから戻った男性が帰国後ラッサ熱を発病したことがあります。この時は国内では診断すら出来ず、すべてアメリカのCDC(疾病予防管理センター)で検査を行ってもらったことがあります。

こんな風に実例があっても動かす気配はありませんねぇ・・。

反対するのはいいですけど、自分がそういった病気にかかっても何もしてもらえないことも留意して頂きたい。

そしてその病気にかかる可能性は常にあるってことも。

ついでに言うと、全く未知の病原体が発見された場合は、危険だと分かった場合BL4で扱うことになるので、日本国内で新種の病気が出てもBL4の施設が動いていないのでは全く手が打てません。

施設を動かさないと言うのはそういう事です。

2006年にこの現状を打破するために政府が動いたはずなんだけど・・一向に続報がないw。



--------
しかし、何を長々と書いてるんだか・・自分でも何書いてるか分からなくなって来た(゚Д゚;)

この話題については「エマージング」という漫画に詳しくあるので、興味があったらそれを読んでじっくり今の現状が問題であるかを考えてくださいな。

アマゾンで買えますヽ(´∀`)9 ビシ!!

それと、ついにそらのおとしもの第3期が決定しました。つまり、また懐かしのEDテーマとぶっ飛んだ映像で視聴者を惑わせてくれるわけです。

原作がギャグ方面へ切り替わっていて、シリアス面のストーリーが止まっているので、それを保管するにはちょうど良い(〃 ̄ー ̄〃)

ゆるゆり2期、そらのおとしもの、次は・・何だっ!

あ、テルマエロマエのアニメ(3話だけw)もあったかな。原作全部持ち、予約特典でティンティナブラムまで手に入れた私が楽しめたから出来は悪くないです。フラッシュアニメで、しかも3話だけなのに声優がちょくちょくすごいのもまた面白かったw。

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コンテイジョン面白そうですね。


ゾンビじゃないバイオハザード物としてはやはり「アウトブレイク」が印象に残ってます(・ω・)

子供ながらに出血熱こえーと思いましたねw


マールブルグって聞いた事ないけど、俺が不勉強なのかやばすぎて政府があまり語りたくないのか(;゜Д゜)

普段ゾンビ映画ばっか見てるから爆発感染が起こったらもうどうしようもないのはわかるけど、現実としてペストのように人類存亡の危機まで発展する場合がありますからね(;-ω-)


例えばインフルエンザ並みに空気感染する出血熱が突然変異でいきなり現れる可能性もあるわけですよね?(;´Д`)


アニメの話する前振りじゃないなw

忙しくて時間が無さそうだけど今期はテルマエロマエの他には何か見てます?


自分はアクエリオンEVOL見てるけど、バカっぽくて面白いですよw

勉強の息抜きに良かったら…(*´Д`)ノ

No title

恐ろしい(-_-;)

南極や北極に住めば大丈夫ですかね(´・ω・`)
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どうもスミレです。
FPSからTPS、アクションに少しRPGなどタコのように手を広げて遊んでます。

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管理人はかなりアニメ見てます。故に暴走した記事がたまに見られますが生暖かい目で見守ってください・・
細かいプロフィールはカテゴリからどうぞ。
pixivにアカウントを持っていますが、絵は描けません。

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