「自衛隊法第82条2の第3項に基づき、破壊措置命令を発令する」
遂に北のミサイルが何であろうと日本の領土へ落下する恐れがあるために破壊される事が正式に決まりました。
これで発射を確認次第自衛隊がレーダーで追尾、SM3とPAC3の2段構えで迎撃する事になります。
この騒動のためか青森から米軍のイージス艦が行き先を秘匿したまま出港し、原子力潜水艦が巡航ミサイル「トマホーク」を搭載して展開しているそうです。
秋田駐屯地と岩手駐屯地、首都圏周辺の自衛隊の駐屯地にはパトリオットがお引っ越ししてきました。
ちなみに数日前に国会で「人工衛星だったらどうするんですかと」迎撃に反対していた某S党の議員の発言はスルーのようで、「じゃあ落っこちて被害が出たらどうするんだ」と突っ込んで欲しいのか、ただ北の肩を持ちたいのかさっぱりわからないまま命令が発令と。
まあ、しょうがないわ・・^^;
まず人工衛星なら弾道軌道は描きませんから、日本の頭の上を飛び越える時点でもうミサイルだとわかるんですがねw
恐らく北は発射を止めることはしないでしょう(できない理由は後述)。
そうなれば事実上
世界初のBMDシステムの実戦運用を日本が行うことになります。パトリオットは湾岸戦争でスカッドミサイルを迎撃するのに使われていますが、敵国から発射された本物の弾道ミサイル相手にSM-3とパトリオットを迎撃に当たらせるのは今までどこの国もやったことが無い事です。
世界の現状を理解できない平和主義の人には眼を覚まさせるいい薬になるといいですね。
エヴァの委員会のおっちゃんのセリフを借りれば「幸いともいえる。我々の先行投資が無駄にはならなかったという点ではな」というのが政府の心境でしょうか。
そしてミサイル発射を止められない理由としては(プライドなどはこの際分かりきっているので)ミサイルの構造にあります。
弾道ミサイルは燃料として液体燃料を用いるのが普通で、MGS3でシギントが言っているようにとても不安定な物質を使います。
腐食性があり、人体に対して有毒な液体燃料は一度注入したら抜き取る事はまずしません。
途中で爆発するリスクが高いのでそのまま発射してしまった方が安全だからです。
MGS3のときのような余程緊迫した状況でもない限り打ち上げて上空で勝手に爆発してくれた方がずっとマシですからね。
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